「当たり前」?それとも「余計なお世話」?社会人のマジックテープ財布は是か否か

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この時期になると、春先に入った新入社員の若者たちに先輩として指導しつつ、行動をともにすることが増えてくるもの。しかし、研修期間中などは気づかなかったことが気になりだしたりもして、そのたびに先輩として、上司としていろいろな葛藤を抱く場面も少なくないハズだ。実はそんなこの季節、ある先輩サラリーマンが行った問題提起が話題となっている。

「会社の新人がマジックテープ財布使ってた」というこのスレッド、登場するのは後輩である新入社員と食事に出かけたサラリーマン氏。彼が食事を終えて帰ろうとしたところ、会計のときに、後輩の新入社員君が取り出したのはマジックテープ式のお財布で、それに対し「社会人らしくない」「みっともない」と注意したところ、彼は怒り出し、その場から帰ってしまったのだそうだ。

これに対し、スレッド内では肯定派・否定派と意見が真っ二つ。

「みっともない理由は?社会人はマジックテープの財布を使ったら駄目なの?理由は?」
「取引相手に なめられるだろ...」
「よけいなお世話だな」
「これに反発してる奴がよくわからん 客先には安物でもいいからスーツ着てけってのと同んなじことだと思うんだが 」
「adidasやnikeは子供用だとでも?それと大人が持つような財布って具体的にどんなの?」
「なんとなく社会人っぽくないわな そのなんとなくを「そういうもの」として受け入れられる人間かどうかだわ」
「逆に新人がオメガとかロレックスしてきたら 立場考えろって言う?」
「この手の話聞く度に 装いも仕事のうちって言うなら会社が営業用の服装と小物一式も揃えてやれよって思う」

...と、「マジックテープ財布」の否定派は、「社会人としての自覚が足りない」「先輩として注意するのは当たり前」といったもの、逆に肯定派は「口出しは余計なお世話」というものや「先輩風を吹かすな」「文句あるなら買ってやれ」といったものが目立つ模様。

無論、それがプライベートならばいざ知らず、仕事の場ということもあれば、あまりにおかしなものは先輩としてたしなめる必要があるのかもしれないが、この「マジックテープ財布」が「おかしなもの」に該当するのか否かという判断が、大きく異なるために、なかなか難しい問題のようだ。

【参照リンク】
・会社の新人がマジックテープ財布使ってた