「ぶっちゃけトイレも行けなくなるくらい怖かった」という日本のホラー映画は?

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日本のホラー映画は世界的に評価の高いもの。貞子が登場する『リング』などは、海外でもリメークされてヒットしました。そんな外国人をもビビらせる日本のホラー映画の中で、「トイレに行けなくなるくらい怖かった!」と思う作品は何ですか?読者の皆さんに聞いてみました。

■貞子に恐怖した人が多い!

Q.あなたは、トイレに行けなくなるくらい怖い日本のホラー映画を見たことはありますか?

・はい……42人(8.9%)
・いいえ……430人(91.1%)

トイレに行けなくなるほど、ビビってしまったホラー映画を見たことがある人はわずか42人でした。「怖い!」と思ったとしても、トイレに行けなくなるほどではないということでしょうか。

では、トイレに行けなくなるほど怖かった作品は何だったのでしょうか? タイトルと理由を聞いてみました。

●『リング』……19人
・見たばかりのころはトイレだけでなく、お風呂に入るのも怖かった。ビデオがまだ家にあったころなので、タイトルシールがないものをデッキにセットする際は恐る恐るでした。(29歳女性/情報・IT/事務系専門職)

・最後のテレビから貞子が抜け出てくる場面が怖すぎた。(35歳男性/電機/技術職)

・貞子が、テレビから出てくるので、ずっとテレビが消せなかった。(27歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)

最も回答が集まったのは、1998年に公開されて大ヒットした『リング』でした。呪いのビデオに、テレビから貞子が出てくる描写など、多くの人が恐怖した作品です。

●『呪怨』……8人
・あの白塗り子供が普通に横にいる描写が怖い。子供が夕暮れ時に後ろから静かに近づいてくると思い出す。(46歳男性/電力・ガス・石油/技術職)

・飛行機の中で見ていて悲鳴を上げてしまい、周りに驚かれてしまいました。(54歳男性/電機/技術職)

・「ア”ア”ア”ア”……」という幽霊のうなり声と血まみれのビジュアルが怖すぎた。(25歳男性/農林・水産/技術職)

次に多かったのが2003年に劇場公開された『呪怨』でした。真っ白な肌の「俊雄」に驚かされた人も多かったでしょう。いきなり出てくるのは反則ですよね(笑)。

●『着信アリ』……4人
・携帯電話がとても身近なものなので、あの着メロが鳴るんじゃないかと常に怖かった。(23歳女性/団体・公益法人・官公庁/営業職)

・トイレというか、携帯電話を持つのが怖くなった。(24歳女性/医療・福祉/専門職)

こちらは2004年公開の作品。テレビドラマ化もされました。かかってくる謎の電話によって人々が死んでいく話なので、携帯電話そのものが怖くなるケースもあったようです。

複数回答があったのはこの3本でした。どれも続編やスピンオフ作品が作られている人気作ですし、トイレに行けないほど怖いと思った人がいるのも納得です。

次は、単独回答のものをまとめてみました。

●『仄暗い水の底から』
・もし本当に貯水タンクに……と考えたらめちゃくちゃ怖くなった。(27歳女性/小売店/販売職・サービス系)

●『回路』
・「テープが貼られているドアに入ると殺される」という話なので、トイレのドアを開けるのが怖かった。本気で怖くて行くのを我慢したくらい。(32歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)

●『怪談新耳袋 劇場版』
・「視線」という作品が怖くて、脳裏に焼きつきました。(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)

●『貞子3D』
・貞子が地を這うのが本当に怖かった。(23歳女性/情報・IT/事務系専門職)

他には、こうした作品が挙げられています。『仄暗い水の底から』や『回路』は、ハリウッドでリメークされるなど、海外でも人気の高い作品です。

やはり一大ブームとなった『リング』は怖いようで、ビデオデッキを見掛けなくなった今でも、見ると怖いと感じるものです。

まだまだ暑い夏。ホラー映画を見て気分も涼しくなってみてはどうですか?

※マイナビウーマン調べ。(2014年8月にWebアンケート。有効回答数472件。19歳〜77歳の社会人男女)

(中田ボンベ@dcp)