日本ではバイオテクノロジーによって青いバラが開発されましたが、トルコのユーフラテス川流域には、天然の黒バラが咲くそうです。

漆黒と呼べるほど黒い、バラの花をご覧ください。

 

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驚くほど真っ黒


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黒魔術や魔女の小道具として使いたいレベルで、これが天然に自生しているだなんて信じがたいほどです。


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川辺に咲く黒バラ。


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つぼみのときも真っ黒。


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花束にするとこんな感じ。

ちなみに黒バラの花言葉は、
「貴方はあくまで私のモノ」
「憎しみ」
「恨み」
とのこと。少々過激かも……。

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黒バラが咲いているのは、トルコのユーフラテス川流域にあるハルフェティという小さな村。

黒くなるのは、この地域独特の土壌条件と地下水(ユーフラテス川)のpHレベルによるもので、他の地域で育てたとしても、このように黒くなることはないそうです。


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真っ黒になるのは夏だけで、春に開花したものはこのように赤黒くなるとのこと。


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ちなみに黒赤色のバラの花言葉は、
「決して滅びることのない愛、永遠の愛」


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必ずしもきれいとはいかないようですが……。


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このように奇跡的な色合いを見せることも。


ハルフェティ村の大半は1990年代に建設したダムのために水没しており、黒バラは絶滅の危機に瀕しましたが、10kmほど離れた場所で土壌環境を構築し、保存するための努力を続けているとのことです。

The Stunningly Beautiful Black Roses of Halfeti

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