ネコ顔認識カメラつき自動給餌器 Bistro 発表。飼い猫の健康状態をクラウド管理&アプリで確認
カメラやWiFiを搭載した「猫用スマート給餌機」Bistro が Indiegogo で購入希望者を募っています。Bistro は水やり・ドライフードやり機能と体重計、WiFi接続により、猫の体重や摂食状況をクラウドに蓄積して管理できる給餌器。
フードディスペンサー部分にカメラを備え、食事の様子をモバイルアプリで外出先からリアルタイムで確認できます。さらに「ネコ顔認識」に対応し、複数飼いの場合でもどの猫がどの程度エサを食べたのか区別して記録できる点が最大の特徴です。
ドライフードの計量皿は透明な本体の内部にあり、猫が食べようと頭をつっこめば自動的にカメラに顔が大写しになり、体重計のトレイ部分に乗る仕組みです。穴のサイズは幅11センチx高さ20センチ。
給水器や給餌トレイも重量を計測しており、体重変化とともに結果をクラウドに送信します。クラウドにはエサを食べた量、水を飲んだ量、体重などの履歴が蓄積されてゆきモバイルアプリで確認できるほか、急な体重減少や食事量減少といった異変を通知していち早く健康状態の変化に気づけます。
またアプリにはキャットフードの栄養成分データベースも統合されており、飼い猫が肥満気味の場合などは、十分な栄養を摂りつつダイエットするためのエサの量設定といった機能も備えます。
顔認識で個別の猫を認識できるとはいえ、たとえばその日の食事量を食べ終わった猫が、別の猫がトレイに残したエサを食べてしまうといった状況は考えられます。こうした場合は計測が不正確になりますが、Bistroは制御部分のAPIを開発者向けに公開し、最適な餌やりストラテジーやアルゴリズムを開発しユーザー間で共有できるようにする予定です。
Bistroは実働するプロトタイプの段階で、クラウドファンディングサイトで購入希望者から量産化資金を募っています。出資額と見返りは、250台限定の先行購入者価格が149ドルでBistro1台。しかし募集開始早々に売り切れてしまったため、現在は179ドルで1台のコースが最安値です。米国と台湾以外への送料は40ドル。
仮に資金調達と量産化が問題なく進んだ場合、出資者への出荷は来年2月から3月になる見込み。Indiegogoキャンペーン終了後の一般向け市販価格は現在のところ249ドルを予定しています。
健康管理機能と並んで気になる「ネコ顔認識」ですが、こちらは宣伝用に動画だけ作ってこれから開発するわけではなく、すでにちゃんと機能するソフトウェアを用意しているとのこと。開発元の 42 ARK は台湾の企業 ZILLIAN 社の一部で、ZILLIANの事業内容には画像認識やディープラーニング、GPUクラウドといった言葉が並びます。Bistroの猫顔認識は ZILLIANの開発したディープラーニング用APIである Jarvis.ai を活用して、カメラ撮影した映像をクラウド側で処理して実現するようです。
フードディスペンサー部分にカメラを備え、食事の様子をモバイルアプリで外出先からリアルタイムで確認できます。さらに「ネコ顔認識」に対応し、複数飼いの場合でもどの猫がどの程度エサを食べたのか区別して記録できる点が最大の特徴です。
給水器や給餌トレイも重量を計測しており、体重変化とともに結果をクラウドに送信します。クラウドにはエサを食べた量、水を飲んだ量、体重などの履歴が蓄積されてゆきモバイルアプリで確認できるほか、急な体重減少や食事量減少といった異変を通知していち早く健康状態の変化に気づけます。
またアプリにはキャットフードの栄養成分データベースも統合されており、飼い猫が肥満気味の場合などは、十分な栄養を摂りつつダイエットするためのエサの量設定といった機能も備えます。
顔認識で個別の猫を認識できるとはいえ、たとえばその日の食事量を食べ終わった猫が、別の猫がトレイに残したエサを食べてしまうといった状況は考えられます。こうした場合は計測が不正確になりますが、Bistroは制御部分のAPIを開発者向けに公開し、最適な餌やりストラテジーやアルゴリズムを開発しユーザー間で共有できるようにする予定です。
Bistroは実働するプロトタイプの段階で、クラウドファンディングサイトで購入希望者から量産化資金を募っています。出資額と見返りは、250台限定の先行購入者価格が149ドルでBistro1台。しかし募集開始早々に売り切れてしまったため、現在は179ドルで1台のコースが最安値です。米国と台湾以外への送料は40ドル。
仮に資金調達と量産化が問題なく進んだ場合、出資者への出荷は来年2月から3月になる見込み。Indiegogoキャンペーン終了後の一般向け市販価格は現在のところ249ドルを予定しています。
健康管理機能と並んで気になる「ネコ顔認識」ですが、こちらは宣伝用に動画だけ作ってこれから開発するわけではなく、すでにちゃんと機能するソフトウェアを用意しているとのこと。開発元の 42 ARK は台湾の企業 ZILLIAN 社の一部で、ZILLIANの事業内容には画像認識やディープラーニング、GPUクラウドといった言葉が並びます。Bistroの猫顔認識は ZILLIANの開発したディープラーニング用APIである Jarvis.ai を活用して、カメラ撮影した映像をクラウド側で処理して実現するようです。