中国共産党の機関紙・人民日報の国際版である環球時報はこのほど、韓国の大学教授が「風水を利用して日本を制圧すべき」と主張していることを中国版ツイッター・微博で伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国共産党の機関紙・人民日報の国際版である環球時報はこのほど、韓国の大学教授が「風水を利用して日本を制圧すべき」と主張していることを中国版ツイッター・微博で伝えた。

 韓国又石大の教授によると、韓国南西部全羅南道の智異山麓にある実相寺は「日本に流れる地の気を遮断するために建立された」という。寺には日本地図を連想させる形がついた鐘があり、「一突きするごとに日本の象徴である富士山を1回殴ることになる」のだという。

 同教授の主張に対して微博ユーザーからは「韓国仁教授の学術レベルはすごいな」、「なんてハイエンドな方法だ!」など、非科学的な風水という方法を推奨していることを、皮肉を込めて称賛するコメントが多く寄せられた。

 もっとはっきり否定的に述べるユーザーもおり、「妄想強国」、「だったら武器なんて処分しちゃえよ。何という愚かな話だ」などのコメントもあった。

 中国では何かの問題が起きるごとに“専門家”を名乗る人が“問題ない”とコメントすることが多々あるため、「どこの国にも教授という宝っているんだな」、「専門家に国境はない!」など、専門家に対する皮肉が込められた意見も寄せられた。

 風水は中国で生まれた思想で、方角や色、物の配置などで気の流れを制御しようとする思想だ。中国は当然ながら、韓国でも信じる人が多いと言われる。

 いずれにせよ、“風水を使ってでも日本に嫌がらせがしたい”と考えるほど、韓国での反日感情は根強いということであろう。(編集担当:畠山栄)(イメージ写真提供:123RF)