ユヴェントスの幹部であるパヴェル・ネドヴェド氏が、MFポール・ポグバをたたえている。

「彼はバロンドールを受賞できる選手だ。私はそう疑っていない。彼はまだ20歳だよ。だから、まだまだうまくなるだけの時間が十分にあるんだ」

また、ネドヴェド氏は14日に対戦したインテルにも賛辞を送った。

「首位の座は失ったが、我々は序盤戦がとてもハードな組み合わせだったんだ。満足しているよ。ここまでチームはうまくやってきた。インテル戦は難しかったね。彼らはリーグ戦だけに集中できる。ただ、1列目にいるのは我々だ。ほかのチームが我々を倒さなければいけない」

「我々はいつものように、とても競争力あるチームとなっている。アントニオ・コンテ監督のトレードマークさ。チームは彼に従っている。彼と同じ気迫を備えている。決して諦めない。私は今のチームにとても満足している。このまま続けてくれることを願っているよ」

「スクデット争いがユヴェントスとナポリの一騎打ちかどうかは分からない。レースにはほかのチームたちもいる。インテルにとって最高の補強だったのは、(ワルテル・)マッツァーリ監督だったと思う。彼がチームを修正したんだ。特に戦術面で彼の手腕がうかがえる。インテルには素晴らしい印象を受けた。ユヴェントスも堅固だけどね」

チャンピオンズリーグについては、このように話している。

「我々はコペンハーゲンとの初戦に向けてすごく集中している。ハードな試合になるだろう。去年のアウェーでのノアシェラン戦でも、我々は苦しんで引き分けた。正しい形で臨まなければいけない。それが大事だ」

「欧州のトップチームとの差が縮まった? それはピッチが示してくれる。ユーヴェが去年より強くなったのは確かだ。だが、ピッチで証明しなければいけない。準備はできているよ。欧州にはウチより良いチームたちがいるが、常に最強のチームが勝つわけではない。だから、我々もレースにいるよ」

「(フェルナンド・)ジョレンテ? ストライカーにとって、長期間離れてから調子を取り戻すのは簡単なことじゃないんだ。私は練習を見ているが、全員が素晴らしいよ。常に好調の選手が試合に出ているんだ。ジョレンテは別のリーグから来て、すでに確立したチームに加わった。時間が必要というだけさ。これから我々にとって非常に役立つ存在となってくれるだろう」