田中マルクス闘莉王 (2010年6月、撮影:藤田孝夫/フォートキシモト)

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名古屋グランパスに所属するDF田中マルクス闘莉王が、日本代表の裏話を明かした。

24日放送、TBS「ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」にゲスト出演を果たした闘莉王は、Jリーグ最高年俸の1億7千万と紹介されるや、バナナマン・設楽統から「代表に関するギャランティは別なんですか?」という質問が寄せられる。

闘莉王は「選ばれたら1日1万円。日当1万円です。(試合の)3日前に呼ばれたりするんですけど、3日間で3万円。代表は名誉。僕ら勝負事なんで勝ち負けで決まるわけですから、勝利給っていうのがある」と説明すると、「正直なところJリーグして試合をした方が全然勝利給は高い」とキッパリ。番組では、代表の勝利給をW杯1勝で1人200万円、W杯予選で30万円、東アジア選手権で20万円、親善試合で10〜15万円と紹介した(引き分けの場合は半額)。

すると、話題はコンフェデ杯から続く日本代表の大量失点=課題の多い守備陣について。「立場的にすごく言い辛い」と前置きした闘莉王は、「僕もあそこにいればどうなっていたかってなかなか言えないですけど、日本はまだそんなに上のレベルのチームではない。もうちょっとみんなで守備する。ディフェンダーだけではないし、キーパーだけでもない。カッコ悪い姿でもいいんで一生懸命泥臭くやっていくことが必要じゃないかなと思います」と語った。

さらに、自身の代表復帰について訊かれると、「僕も力になれることがあればいつでも準備してますんで。まだまだできることはあると思っているんで準備して待ってます」とアピールした。