25日、複数の韓国メディアは、ソウル東部に隣接している京畿道九里市の市庁、市議会、高句麗鼓閣3ヶ所の標示石に日章旗の落書きと、ハングル文字で「明治維新」と書いてあるものが、23日早朝に発見されたと報じた。

同市では、高句麗継承事業や太極旗の都市・キャンペーンなどを数年前から進めている。市当局は犯人が日本人であると推定、「国交を持つ国家に対する欠礼を超え、無礼な外交的破倫行為」という抗議声明を発表した。

一方、警察は、犯人が日本の右翼団体ないし、分別ない人間と両方の可能性があるとして、「落書きをした人が日本人か韓国人か見分ける根拠はまだない」とコメントしている。尚、韓国の京郷新聞は、明治維新について「19世紀末日本で起きた改革」で、「20世紀初中盤、日本が行った軍国主義と帝国主義の根本となった」と紹介した。

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九里市、明治維新落書き論乱“無礼な外交的破倫行為”講義生命を発表(CBCニュース<韓国語>)