21日のEURO2012準々決勝、チェコ対ポルトガルの一戦は、1−0でポルトガルが勝利した。ポルトガルをベスト4へ導いたのは、最も期待されていた主役、FWクリスティアーノ・ロナウドだ。2度もシュートがポストに嫌われたものの、決勝点を挙げた同選手は、次のように話した。

「僕らは勝利にふさわしかった。良いプレーをしたよ。前の試合から、僕はゴールマウスに嫌われていた。今日も2回だ。でも、大事なのは、ゴールを決めたということ。僕はうれしく思っている」

「僕らはまた一つ、駒を進めた。準決勝でどこと当るか、見てみよう。期待は大きい。でも、地に足をつけ続け、一歩ずつ進まなければいけない。次の試合も勝たなければいけないよ。目標はファイナルだ」

一方、MFナニは次のように話している。

「チェコは強いチームであることを示した。でも、僕らはそれを上回ったんだ。優勝? ここまでと同じように、僕らは一歩ずつ進んでいく。今は準決勝のことを考えよう。トロフィー獲得がずっと僕らの夢だけどね」

パウロ・ベント監督はこのようにコメントしている。

「最初の25分間はなかなか試合に入れなかった。一度だけチャンスを手にしたけどね。前半の終わりは良くなった。そして、後半は素晴らしかったよ」

「我々はより苦しむことなく勝利した。それにふさわしい数のチャンスをつくった。クオリティー、攻撃におけるリズムと忍耐を示した。妥当な勝利だ。ポルトガルのユニフォームの名誉のために、たくさんの仕事をしてきいたグループへの報いだ」