ツイッターで炎上しないための「5つのルール」
●犯罪行為をしたかのような発言は論外
驚くことに、ツイッター検索で「飲酒運転」や「カンニング」と打つとバンバン“犯罪告白者”が出てくる。実際には問題のある行為をしておらず面白半分に書き込んでも、一度大炎上してしまうと大変だ。実際にやったかどうかよりも、書き込んだことが“事実”になるのだ。
●炎上物件はスルーで
すでに炎上している物件に軽い気持ちで触れて、ものすごい返り討ちに遭うケースも続出。つい先日も、韓流報道に偏っているという批判真っただ中のフジテレビ社員が「韓国ドラマやめろとか言うけど、平日の夕方ってあんたら見てんの?」と挑発的な言動をしてしまい大炎上。当該企業で、さらに一流企業の社員という反感を買いそうな条件も重なっての事態だが、一般ユーザーも炎上物件への立ち入りはやめておくのが得策だろう。
●職場ネタには地雷がたくさん
会社員の場合、ズル休みしてるのに「平日なのに海なう!」とか浮かれて書きこむのはワキが甘すぎる。上司や取引先が見ていることも念頭に、慎重な発言に留めておくことが重要だ。
●トンデモ発言は反応を見ながら
人を驚かすようなトンデモ発言を書き込む場合も細心の注意が必要だ。民主党前広島県議・梶川ゆきこ氏による「3・11−人工地震テロメッセージと重要機密文章」などの一連の発言は、そのツイートの全力さが多くのユーザーをドン引きさせてしまった。この手の発言は、一般ユーザーもソースをしっかり確認するなど十分に気をつけて投稿すべきだろう。
●他人の悪口、誹謗中傷はNG
基本的に他人へのネガティブ発言はNGだ。ツイッターのフォロワー数32万人を誇る作家の乙武洋匡氏もこう語る。
「死ねとか殺すとかは、冗談でも書いてはいけない。ボクの場合、しょっちゅう心ない発言が飛んでくる。そこでボクはあえて相手の発言を引用する形で返事を書くわけです。結果、ボクのフォロワーの多くがその心ない発言を目にする。おかしなことにその相手は『なんでさらすんだ』って狼狽するんだけど、これっておかしいですよね。そんなんだったら最初から書かなければいいわけです」
乙武氏も言うように、本来、ツイッターの発言は不特定多数の人々に向けて発せられるもの。メディアジャーナリストの津田大介氏もこううなずく。
「ソーシャルメディアが爆発的に利用されるようになり、迂闊(うかつ)な人の絶対量が増えた。さらにさらされる速度が上がっているため、より炎上が目立つわけです。いずれにせよ、ソーシャルメディアは開かれた場所という認識を持たないまま発言している人がいまだに多いんだと思います」
「世界に向けて発言している」という意識が欠如していることが、ツイッター炎上への第一歩なのだ。
(取材/木場隆仁)
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●炎上物件はスルーで
すでに炎上している物件に軽い気持ちで触れて、ものすごい返り討ちに遭うケースも続出。つい先日も、韓流報道に偏っているという批判真っただ中のフジテレビ社員が「韓国ドラマやめろとか言うけど、平日の夕方ってあんたら見てんの?」と挑発的な言動をしてしまい大炎上。当該企業で、さらに一流企業の社員という反感を買いそうな条件も重なっての事態だが、一般ユーザーも炎上物件への立ち入りはやめておくのが得策だろう。
会社員の場合、ズル休みしてるのに「平日なのに海なう!」とか浮かれて書きこむのはワキが甘すぎる。上司や取引先が見ていることも念頭に、慎重な発言に留めておくことが重要だ。
●トンデモ発言は反応を見ながら
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乙武氏も言うように、本来、ツイッターの発言は不特定多数の人々に向けて発せられるもの。メディアジャーナリストの津田大介氏もこううなずく。
「ソーシャルメディアが爆発的に利用されるようになり、迂闊(うかつ)な人の絶対量が増えた。さらにさらされる速度が上がっているため、より炎上が目立つわけです。いずれにせよ、ソーシャルメディアは開かれた場所という認識を持たないまま発言している人がいまだに多いんだと思います」
「世界に向けて発言している」という意識が欠如していることが、ツイッター炎上への第一歩なのだ。
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