ユヴェントスは2006年のセリエAをトップで終えたものの、カルチョーポリ(審判不正操作問題)でタイトルをはく奪されている。これにより、セリエB降格も経験した守護神ジャンルイージ・ブッフォンは、できればタイトルを取り戻したいと考えているようだ。

イタリアサッカー連盟のステーファノ・パラッツィ検事は先日、繰り上げ優勝となったインテルにも不正があったと指摘した。ブッフォンはこの件について、「かなり前のことだけど、2006年の僕たちは、ピッチの上で優勝にふさわしい戦いをした。ユーヴェはトッププレーヤーばかりだったよ。僕の記憶が間違ってなければ、判決は7月18日に出る。それを見守るしかないね。僕たちにはパーティーを祝う権利があった。今は状況が進歩した。もし、あのときのスクデット(セリエA優勝)を取り戻せたら、とてもうれしいことだ」と話した。

ユヴェントスの新シーズンのユニフォーム発表の席に登場したブッフォンは、この夏の補強についてもコメントしている。ユヴェントスはアトレティコ・マドリーFWセルヒオ・アグエロやビジャレアルFWジュゼッペ・ロッシの獲得に動いているところだ。

「アグエロとロッシのどちらがいいかって? 僕は、よりユーヴェの選手になりたいと思っている方に来てほしい。そして、このクラブのために活躍してほしいね。アグエロ獲得が高額になることで、チームに不満が生じるかもしれない? そうは思わないね。だって、僕も条件アップを求めるつもりだからだよ(笑)」