2日前、アルゼンチンでひどい交通事故に遭いながら、幸いにも生き延びたナポリDFウーゴ・カンパニャーロ。だが同選手は、これから過失致死罪に問われる恐れもあるようだ。3名の死亡者を出した今回の交通事故で、運転していたのがカンパニャーロかどうかが問題のようである。

捜査を担当している現地の当局は、『カデナ3』のインタビューで、「事件の検証に全力であたっている。それから告訴することになるだろう」と話している。当局によると、13日にカンパニャーロに事情聴取をする予定だそうだ。

カンパニャーロが制限を超えるアルコール量を摂取していたかどうかは分かっていない。運転席に座っていたのが別の人物であれば、これは特に重要ではない詳細ということになるが、そうじゃない場合は決定的な要因となる。

いずれにしても、カンパニャーロはリオ・クアルト病院をすでに退院。かなり状態は良くなっており、同選手はナポリの公式サイト上で、次のようなコメントを残している。

「自分に届けられたたくさんの愛情のしるしに感謝している。みんな、ありがとう。(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長、クラブ、監督、チームメートたち、ナポリのサポーターたちが、自分のそばにいてくれると感じたよ。みんなが素晴らしかった。その励ましが僕の大きな助けとなったよ」