バルセロナのDFダニ・アウヴェスがクラブとの契約更新がうまくいかなくても、「人生は続く」と、合意に達しない可能性を示唆した。

27歳のブラジル代表とバルサの契約は2012年6月で切れるため、更新の話し合いが行われているが、それが長引き、マンチェスター・シティへの移籍の可能性が報じられるようになってきた。

スペインのムンド・デポルティボ紙は先月、アウヴェスが2015年までの契約延長のチャンスを断ったと報じた。
しかし、アウヴェスは2月28日に行われた記者会見で、次のように語っている。
「契約延長は楽観的に考えている。いずれ解決する問題だ。僕がここに残るかは、双方の気持ち次第だ。もし、双方が望むのなら、僕はここで続ける。そうでないのなら、人生は続くもの。彼らが結局、僕はここにはふさわしくないと決めても、髪をかきむしったりはしないさ」

一方、バルサの伝説的存在であるヨハン・クライフ氏は、損失を補うためにもアウヴェスをマンチェスター・シティに売却すべきと語っている。
エル・ペリオディコ紙は、クライフ氏が、「バルサには給与の枠がある。バルセロナはアウヴェスがいてもいなくてもセンセーショナルなチームだよ。彼がいたほうがいいかって? それはもちろんだ。だが、マンチェスター・シティのオファーが本当ならば、契約切れでただで手放すよりも、売ったほうがいい」と語ったと報じた。

冬の移籍市場が開く前の昨年12月、マンチェスター・シティがアウヴェスに3000万ポンドを支払う用意があると報じられていた。