「オレはクソみたいな無様を見せた。だが、オレにとってリスペクトは重要なものだ。5試合の出場停止になった。あと足りないのは、1カ月の服役というところだな」

トッテナムとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、試合中にトッテナムのアシスタントコーチといさかいを起こし、試合後に頭突きを見舞ったミランMFジェンナーロ・ガットゥーゾ。UEFAから厳しい処分を下された同選手は、イタリア『イタリア1』の番組「レ・イエネ・ショー」の中で、同選手はこのように話している。

「セカンドレグに(敵地へ)行きたかったんだけど、やめるように言われた。ロンドンには3万7000人がいる。ミラノに戻るときにどうなっているか、分かるだろう。3万7000発、平手打ちされていたはずだ。(ズラタン・)イブラヒモビッチが加わらなかった理由? それで良かったよ。そうじゃなきゃ、オレたちはまだあそこにいたはずだ。(アレシャンドレ・)パトがすぐにドレッシングルームへ行った? 彼はトイレに閉じこもりに行ったんだよ(笑)」

また、試合中にジョーダン氏の首根っこをつかんだとき、ジョーダン氏が何を言っていたのかと問われると、ガットゥーゾは「チアゴ・シウバのファウルに関して『ここはプールじゃねえぞ』って叫んでいたんだ」とコメント。「オレが(アントニオ・)カッサーノの世話係だって? あいつには『良いお手本をくれたな』って言われたよ。今じゃあいつがオレの世話係だな」と続けた。

「オレのモットーは『リスペクトするヤツはリスペクトしろ』なんだ。この数年間、オレは誰に対しても悪いことをしなかった。試合後、オレがジョーダンのところへ行くと、彼は挑戦的なジェスチャーで眼鏡を取ったんだ。『fuck fuck』って叫びながらね」