中国のオーディション番組「超級女声」に出場した経歴を持つ芸能人である王貝さんが15日、整形手術中に死亡していたことが分かった。24日付新華社通信が報じた。

　現地衛生局によると、王貝さんは武漢市の武漢中墺整形医院で整形手術を受けていた際に意識不明となり、王貝さんはすぐに病院に搬送されたが、30数時間後に死亡が確認された。急性麻酔中毒の可能性がある。衛生局は整形医院側と家族側に協議による解決を促し、現在は賠償について話し合いがもたれているという。

　整形業界の関係者は、芸能人が整形手術中に死亡した事件に対し、「整形業界は教訓を学び取らなければならない」と語り、患者の生命および健康を守るために管理を強化すると同時に、医療技術を向上させるよう呼びかけた。

　王貝さんは湖北省出身。中国で大きな人気を誇ったオーディション番組「超級女声」のほか、さまざまなオーディション番組に出場し、多くのファンもいたという。（編集担当：畠山栄）



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