南アフリカワールドカップは11日に開幕したが、開会式への出席が期待されたネルソン・マンデラ元大統領は姿を見せなかった。

13歳になるひ孫のゼナニが大会前夜に行われたコンサートからの帰りに交通事故で亡くなり、自宅で喪に服したためだった。

ネルソン・マンデラ・ファウンデーションは、この悲劇のために、マンデラ氏が開会式に出席するのは「ふさわしくない」と判断したと説明した。ジェイコブ・ズマ大統領は、マンデラ氏から、「大会を始めなければならない。大会を楽しんでほしい」と言われたと話した。

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