2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会が11日に開幕。ホスト国、南アフリカとメキシコが対戦した開幕戦は、1−1のドローに終わった。

ヨハネスブルクのサッカーシティ・スタジアムで行われた試合は、ハビエル・アギーレ監督が試合前に宣言したとおり、メキシコが立ち上がりから攻勢に出て、開始2分にはジョバニ・ドス・サントスが絶好のチャンスを得たが、南アフリカ主将のモコエナが阻止。メキシコはその後もチャンスを作るが、シュートに正確性を欠き、CKからベラがネットを揺らすもこれはオフサイド。試合は0−0で折り返した。
均衡が破られたのは55分。南アフリカは55分にスルーパスに抜け出たチャバララの左足のゴールで先制し、会場を埋めた大観衆を熱狂させる。しかし、メキシコは79分に左サイドのグアルダドからのクロスを受けたラファエル・マルケスが落ちついて決めて追いつく。南アフリカは試合終了間際に速攻からムペラがシュートを放つがこれはポストに阻まれ決勝点はならず。開幕戦は両者ともに勝ち点1を得るに留まった。

第2戦で南アフリカはウルグアイ、メキシコはフランスと対戦する。

◇南アフリカ 1−1 メキシコ
[得点] 55分:チャバララ、79分:マルケス(メ)

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