最近のアップルは、透明な樹脂やヘアライン仕上げのアルミを多用したモダンな製品を多くリリースしていますが、あの有名な「1984」のCMに登場するMac Plusやドイツのフロッグデザインがボディを担当したSE/30など、初期の四角いコンパクトな一体型のモデルにもまだまだ捨てがたい魅力があります。

中には他機種のマザーボードに入れ替えて無理矢理パワーアップするファンも存在しますが、この愛らしいボディにアップル社の最新プロダクト、iPadをスロットインできるように改造してしまった人がいます。

詳細は以下。
iPad のスタンドを自作してみる - Macintosh iPad Stand | site hirac

一見ごく普通のビンテージ・マッキントッシュ。起動中を表すハッピーマックアイコンが表示されています。


そして機能拡張ファイルを読み込んでいくと……「iPhone OS - Version 3.2」という文字が。あれ?


なんとこれはiPadのスライドショー機能を利用したハメコミ画像。1990年デビューの「Macintosh Classic」にiPadをはめこめるようにを改造してしまいました。


画面表示はこの通り。もともとのモニターは9インチ、iPadは9.7インチと画面サイズもほぼピッタリです。


加速度センサーなどを利用するゲームをプレイするのは、筐体ごと振り回すことになるのでちょっと難しいかも。


リアルな鯉が泳ぐCGを眺めて楽しむアプリ「Pocket Pond HD」が動いているところ。マッキントッシュの定番アプリだった「アクアゾーン」風のアプリ「MyReef 3D」でも面白いかも知れません。


iPadをセットする様子はこちらから。

YouTube - Apple iPad のスタンドを Macintosh で作ってみた "Macintosh iPad Stand"


本体サイドからスライドイン。かなり紙芝居風味。


外観はビンテージなのにタッチ操作。


スライド操作も綺麗にできます。「Macintosh Classic」の筐体自体にそれなりの重量があるので、安定感があります。


キーボードを使いたい場合は、Bluetooth接続に加えて、Camera Connection Kitを利用してUSBキーボードを接続することも可能。

YouTube - Apple iPad にHappy Hacking Keyboard を繋いでみた "Connect the Happy Hacking Keyboard to iPad"


コネクターはサイドに挿入。


ADBコネクターを使用していた時代の古いマック用キーボードも繋いでみたいところです。


さらに光を通す半透明(トランスルーセント)な樹脂製筐体が目を引く旧iBookにiPadを組み込んだ人もいます。

Apple NOIR >> iPad in iBook(Clamshell)

12.1インチの液晶パネルがあったところにiPadをはめ込んでしまいました。


違和感なくぴったり収まっています。


キーボードはアルミボディのApple Keyboard


こちらもCamera Connection Kit経由でキーボードを接続しています。


ちなみにこちらは、先日数々の困難を乗り越えて編集部にやってきたiPad専用スタンド


目立たない超ミニマルなデザインのためiPadそのものが立っているように見えます。近未来的な感じで、こちらもなかなかかっこいい。


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