ラポルタ会長がバレンシアのビジャ獲得を目指していると伝えられる中、イギリスの“Sportsmail”は、リバプールのF・トーレスが、会長選に立候補しているサンドロ・ロセイ氏が会長職に就けば、バルサ入りする可能性があると伝えている。

 すでにサンドロ・ロセイ氏とF・トーレス間ではコンタクトがあり、来シーズンに向けてF・トーレス獲得に動き出していると報じている。ラポルタ会長の下で副会長を務めていたサンドロ・ロセイ氏。ナイキで務めていた経験があり、ロナウジーニョやデコを獲得したのはサンドロ・ロセイ氏の功績と言われる。その頃からF・トーレスとの繋がりが在ると言うわけだ。

 しかし、リバプール側はF・トーレス放出には8300万ユーロを要求する可能性があり、仮にサンドロ・ロセイ氏が会長となってもこの額をバルサが支払うとは考えにくい。イブラヒモビッチとの交換トレードの可能性もあるとイギリスの同メディアは伝えているが、ビジャ獲得が決まれば、F・トーレスのバルサ入りはなくなる。

 バルサの他にもチェルシー、マンチェスター・Cなどが、F・トーレス獲得を目指していると言われ、簡単には行かないであろう移籍交渉。いずれにしろ、ラポルタ会長のビジャ獲得がどのように進展するかでこのF・トーレスのバルサ入りの可能性も見えてくるだろう。

(スペイン通信)