トーゴ代表を乗せたバス襲撃され運転手死亡
日曜日に開幕するアフリカネーションズカップに備えて開催国のアンゴラに入ったトーゴ代表チームを乗せたバスが銃撃され、運転手が死亡するという事件が8日に起きた。

トーゴ・スポーツ省のスポークスマンによると、事件はトーゴ代表が第1戦を戦うカビンダに入ったところで起き、「アンゴラ人の運転手が現場で死亡した」という。

護衛していた警察が反撃したが、選手2人を含む9名が負傷した。事件後、カビンダ解放戦線が犯行声明を出している。

トーゴ代表のトマス・ドッセヴィはフランスのラジオ局に、その時の恐怖を次のように語っている。
「国境を越えて5分ほどしたところで、バスは襲撃されて、15分ぐらい続いた。僕らは精一杯身を守った。ショックだよ。僕らはサッカーをしに来ただけなのに、銃撃されたんだ。理由はわからないよ」

なお、アフリカサッカー連盟のスポークスマンは、「選手の安全が最優先だが、大会は開催される」と発表している。