ウルグアイ代表に勝利し、W杯出場権を獲得したアルゼンチン代表。試合後にはマラドーナ監督が喜びを爆発させた後、記者会見ではこれまで批判をしてきたアルゼンチンメディアに対し反撃するなど激動のW杯予選最終戦となった。

 アルゼンチン代表のエース、メッシはバルセロナに到着するとスペインメディアに対し、このW杯出場権獲得を振り返った。「アルゼンチン代表もディエゴについてもたくさんのことを言われ、批判もされてきた。とにかくそんな批判よりもまずW杯出場を決めることが先決だった。W杯にアルゼンチンがいないなんてことはあってはいけなかった」とメッシは語っている

 バルサでのプレーと比較し、代表ではほとんど目立った活躍ができなかったことでアルゼンチンメディアはメッシ不要論まで持ちだしていたが、「あまり良い仕事ができなかったのは分かっている。そしてチームも苦しんだ。もっと早くW杯出場を決めるべきだったが、最後の最後まで来てしまった」とコメントしている。

 代表から戻りバルサ選手達にも拍手で迎えられたメッシ。「バレンシア戦も試合に出たい」とすでにリーガモードに切り替わっている様子だ。リーガで活躍を続け、W杯に良い形で入ることができれば、アルゼンチン代表エースとしチームを引っ張るメッシの姿を見られるだろう。

(スペイン通信)