携帯メール

"Ph.D."とは博士の学位を指す英語ですが、学術の研究を行い、その課程を修了し、論文等を提出して授与されるものです。

その道の専門家としての資格を与えられるようなものですが、イギリスのバーミンガム大学で、なんと初の携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)の博士学位が学生に与えられました。

キャロライン・タグさん33歳は、携帯メールについて8万語の論文を書き、博士学位を取得しました。彼女は研究のために、235人から送られた1万1千ものショートメッセージを読んだそうです。それらのメールの中には19万もの膨大な単語が含まれていたと言うから驚きです。

3年間に、スペリング、文法、省略文字などを研究した結果、平均的なSMSには17.5個の単語が含まれていることがわかったそうです。

キャロラインさんによると、まだSMSが始まって年月が浅いことから、子どもたちへの影響や、モラルについて改善する余地があると思い、研究を始めたとのことです。

SMSはクリエイティブで、お互いにコミュニケーションを図るものとしてとても良いものだとも彼女は言います。

それにしても、携帯メールにまで学位が与えられるとは、何事も研究を重ねると博士になれるのでは、なんて思う話ですよね。

Daily Express | UK News :: Joy of text messages as student gets PhD

(8/6)追記:「17.5文字」となっていましたが「17.5個の単語」に訂正しました。ご指摘いただいた方ありがとうございます。

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