ひび割れってレベルじゃない!…中国の新築高層マンションは入居前なのに倒壊していないのが奇跡
中国南部の広州市にあるこちらの新築マンション、なにやら白い象形文字かミミズが這ったような模様が壁に描かれていますが…。
なんと入居前の新築の段階でありながら、外壁も内壁もひび割れしまくりで補修されているという、とんでもない欠陥マンションなのです。
さらに驚くべきは建築検査に合格しているそうです。
四川大地震での倒壊ぶりからで、中国の欠陥住宅の実態が浮き彫りになりましたが、「さすがにここまで…」という想像を超えた欠陥建築をご覧ください。
縦一面がひび割れ。
ひびの無いところを探す方が難しいほど。
繰り返しますが入居前の新築で、(中国の)建築検査に合格しています。
パテ埋めの補修作業中。
四川大地震で欠陥建築の小学校が完全に倒壊し、児童のほとんどが亡くなるというケースがありましたが、こういった建物を見ると悲劇が繰り返されないことを祈るばかりです。
ひびを通り越して、完全に割れている状態。
左上の工事している人を見て分かるように、完成前です。
これが検査に合格してしまうあたり、中国の賄賂社会がいかに救いようがないのか、闇の深さが伺えます。
そしてとどめと言えるのがこの写真。
鉄筋が不足しているどころか、ありません。
姉歯もびっくりです。
水漏れしまくりの天井は、とりあえず埋めているだけ。
さすがに中国メディアも欠陥住宅として取り上げていますが、直しているということは、これから住む人がいる、ということなのでしょうか…。