欧州CL決勝トーナメント1回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦に敗れ、3年連続で決勝トーナメント1回戦敗退の結末を迎えたインテル。一部現地メディアは、「インテルのエースでスウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチ(26)がこの結果に失望し、退団の意思を固めた」と報じた。イブラヒモビッチの代理人を務めるミノ・ライオラ氏が去就を語った。

イブラヒモビッチが欧州CL敗退に対して怒っているのは事実だ。彼は何としてもCLのタイトルを獲得したいと意気込んでおり、失望は他の選手以上だった。しかし、インテルとの契約は4年残されており、今は契約を尊重するつもりだ。クラブとの確執もない。インテル側が彼の放出を決めない限り、彼が自ら退団する可能性はない。また、イタリアに移籍以降、ズラタンは監督と問題を起こしたことは1度もない。これまで出会った監督は皆、彼のプロフェッショナルな姿勢に信頼を寄せてくれていた。いずれの監督とも友人のような関係には至っていないが、特にモウリーニョとはプロフェッショナル同士として最高の関係を気付いていると感じている」とライオラ代理人。

一方、モウリーニョ監督の構想から外れているDFマクスウェルについては「彼はクオリティの高い選手だが、モウリーニョの求めるようなフィジカルに長けた選手ではない。それぞれに進むべき正しい道がある。マクスウェルは欧州のどのリーグでも活躍できるレベルの選手であり、アンチェロッティ監督が彼を高く評価しているようだ。ACミランを始め、アーセナル、レアル・マドリーそしてバルセロナなどで活躍できると確信している」と明かした。