新垣結衣
 今月15日、セカンドシングル「赤い糸」をリリースする新垣結衣。同曲はコブクロのカバーであり、翌々週の29日にリリースされるコブクロ今年唯一のシングル「時の足音」では、カップリングに原曲となる「赤い糸」も収録される。そしてこの度、業界初の企画として新垣結衣 × コブクロのコラボレーションにより、「赤い糸」の合体ミュージックビデオが制作された。

 「赤い糸」は、切なくも温かい恋愛がテーマの、ストーリー性のある楽曲。コブクロによる歌詞は男性側からの視点で書かれたものだが、一緒に体験する恋愛の場面も、男性と女性では感じ方が違うこともあり、とはいえお互いを想う気持ちに変わりはない。そんな男女の“違い”と“同じ”を表現したいと、新垣結衣の「赤い糸」ミュージックビデオは女の子の目線で、コブクロの「赤い糸」ミュージックビデオは男の子の目線で、同じストーリーを描いたものとなっている。

 どちらもミュージックビデオの登場人物は、女の子役の新垣結衣と主人公の男の子。同じ時間、同じ季節、1年間に渡る2人のすれ違いの恋がそれぞれの目線で展開され、ほんのりあったか的なエンディングを迎える。さらには、2つのミュージックビデオを合体させた、ミュージックビデオも完成。1番はコブクロ「赤い糸」で男性目線で展開し、2番は新垣結衣「赤い糸」で、女性目線で展開される。

新垣結衣 コメント
今回、相手役の春日潤也くんが知っている人だったので、現場ではリラックスして撮影に望めました。歌詞にある通り、二人が出会ってから、一年間の様子、二人の気持ちの移り変わりを描いているので、炎天下に雪を降らせたり厚着をしたり、大変なところもありましたが、出来上がった映像は見事に季節感が出ていて、綺麗に仕上がっていたので、「さすがだなぁ〜」と思いました!

コブクロ コメント
「赤い糸」がこうして映像化されて、改めてこの歌の中の男女2 人の気持ちを手に取るように感じることが出来ました。男性目線の心持ちは、歌いながらいつも想像していましたが、女性目線の気持ちを、映像を通してリアルに感じることで、僕等もより、この歌に近づけた気がします。新垣さんの声で聴くことが出来たから、そのイメージも膨らみました。恋愛の中にだけ巻き起こるいくつもの大切な「仕草」も、時代と共に変わりつつありますが、「想い」という形なきものだけは変わらない。そう信じて、これからもこの歌を大切に歌っていきたいと思います。

山口保幸(やすゆき)PV監督 コメント
男の子と女の子の純粋な心情を感じて欲しい。お話は劇的なモノではないですが、いつの時代にも繰り返される普遍的な物語です。是非、「赤い糸」という名曲に乗せて彼らの心を想像したり、自分の経験と重ね合わせたりして楽しんでください。

PV 撮影秘話
今回、真夏にこの「赤い糸」のミュージックビデオが撮影。にもかかわらず、冬の設定の場面もあり、コートを着るシーンも多く、相当暑い中の撮影でした。コブクロバージョンの「赤い糸」には、コブクロ本人による歌うシーンもあるため、新垣結衣の演技シーンの際に、コブクロが早く入り、表敬訪問。クランクアップシーンを一緒にチェックし、完成を共に喜んだ。

新垣結衣コブクロ - アーティスト情報

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