レアル・マドリーのMFグティが元ボクサーに追い回されるという災難に遭った。21日付けの“マルカ”紙がトップ紙面で報じている。

 土曜(20日)午後、レアル・マドリーの選手たちは日曜日のラシン・サンタンデール戦の遠征に向かうためバルデベバス練習場に集合することになっていたが、グティが彼の車で練習場に入ると、この元ボクサーも警備の隙をつき自身の車で進入。そして、練習場内でグティを追い回した。車から降りたこの元ボクサーは強烈なパンチで他の車をたたきつけるなど彼を取り押さえようと追いかけてきた警備員の一人を威嚇したが、応援が呼ばれ、最終的にこの元ボクサーは取り押さえられた。

 グティはこの迷惑な追い回し行為に対し警察に被害届けを提出する一方、バルデベバス練習場の器物破損とは別に警備員らも被害届けを出した。

 幸いにしてグティにケガはなく、チームとともにサンタンデールに出発した。しかし、グティは試合前の大事な時にとんだ災難に遭ってしまった。

(スペイン通信)