英国の複数のメディアは2日、ニューカッスルのケヴィン・キーガン監督(57歳)が辞任したと報じた。
 キーガン監督はクラブの補強策に不満を抱いており、わずか8カ月で退任することになった。

 スカイスポーツニュースによれば、キーガン監督は2日朝の練習に参加せず、その間に理事会と話し合い、辞任した模様。
 クラブは今オフ、アルゼンチン人のファビオ・コロッチーニとホナス・グティエレスを獲得したが、移籍マーケット最終日にもスペイン人FWシスコの獲得とMFイグナシオ・ゴンサレスを期限付きで契約したに留まり、監督が望むようなビッグネームの獲得は実現しなかった。

 キーガン監督は今年1月、サム・アラダイス前監督の解任を受けて監督に復帰。今季のチームは開幕戦でマンチェスター・ユナイテッドと引き分け、ここまで3試合で勝ち点4の11位。

 後任には、クラブのフットボールディレクターを務めるデニス・ワイズ氏の就任が有力視されている。