「告白」<br>2008年07月23日発売<br>1,050円 (税込) / MUCD-5133

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 今年5月、初の日比谷野外大音楽堂でワンマンライブ「おまえたちとの道 日比谷野外音楽堂'08 〜エナジーの開放〜」を大盛況の内に終えたFUNKY MONKEY BABYS。今月23日には恥ずかしいくらいに真っ直ぐなニューシングル「告白」を発表。同作のジャケットとプロモーションビデオには“2時間ドラマの帝王”こと、船越英一郎を起用していることが分かった。

 現在、2時間ドラマで7本の主演作品を抱える船越英一郎。“2時間ドラマの帝王”にとって初のPV出演であり、1本の作品としては最短のショートドラマへの挑戦となったが、台詞が無くとも表情で語れる深みのある演技は、歌の世界をより一層広げる素晴らしい作品となった。

「告白」PV内容
同窓会で何十年ぶりに再会した級友達と、学生の頃に埋めたタイムカプセルを掘り起こしに母校を訪ねた船越は、当時大好きだった女の子を思い出す。

それは夏の告白の想い出。

放送室でレコードを聴いていた若き日の船越の前に突然現れた女の子。置いてあるレコードジャケットに興味を持つ彼女は綺麗な顔立ちのわりに気取ったところもなく、まさにクラスのマドンナ的存在。若き日の船越は、いつしか彼女を目で追うようになっていた。彼女の事が気になって仕方ない。そんな矢先、船越は彼女から転校する事を告げられる。呆然とする船越は一人教室で、彼女が時折見せる切なげな表情を思い出していた。いたたまれなくなった船越は突如、ノートにペンを走らせる。無我夢中でノートに向かう船越。

彼女が学校を離れる日。級友達との別れを惜しみ、後ろ髪を引かれながら一人校門へ向かう彼女。その時、校内放送のスピーカーから聴こえてきた歌声に振り返った彼女の目には校舎の窓から乗り出してギターを弾きながら歌う船越の姿が飛び込んできた。ざわめく校内を気にもせず、ただ、ひたすら彼女の為に書いた歌を必死に歌う船越の姿にこらえていた涙があふれ出す彼女。

そして現在。級友達とギターケースのタイムカプセルを掘り出した船越は、中から自分が入れた「俺ノート」を手に取り、懐かしそうにパラパラとページをめくる。するとそこには当時は気付かなかった文字が・・・。

FUNKY MONKEY BABYSメンバー ファンキー加藤 コメント
『告白』は、一人のひとを心のそこから好きになったときの気持ちを歌った曲です。僕自身、隣の席の女の子を好きになった小学校の初恋の時から、それこそつい最近の恋愛まで、人を本気で好きになった時に込み上げてくる、切なくて温かい気持ち、言葉にして相手に伝えたいという想いはずっと変わっていないような気がします。でも、年をとって大人になればなるほど、上手な言葉や言い回しを覚えていくはずなのに、傷つくのが怖かったり臆病になったりして、肝心な気持ちを真っ直ぐに言葉にできなくなっていくような気がします。歳を重ねて大人になっても純粋に人を好きになる心を持っている人、まっすぐな言葉を相手に投げかけることのできる男性に僕自身なっていきたいという思いがあります。そんな真っ直ぐな大人の男のイメージとして頭に浮かんだのが船越英一郎さんでした。もちろん役者としても一流の方なので、プロモーションビデオで、ぼくらの曲のイメージを何倍にも膨らませてくれるだろうなという期待もありました。私生活では奥様と非常に仲が良くて、夫婦・親子円満な家庭を築いていらっしゃると聞いています。“告白”の結果は、良いこと悪いこといろいろあるかもしれません。でも素直な気持ちを言葉に出来る人には、いつか幸せな結末が待っていているはず。

FUNKY MONKEY BABYS - アーティスト情報

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