■第7試合 ライトヘビー級/5分3R
ジェームス・アーヴィン vs ヒューストン・アレキサンダー
○[1R8秒/KO]×

共にチアゴ・シウバに敗れている、ライトヘビー級戦線浮上を懸けたサバイバルマッチとなるも、チャック・リデルを破っているキース・ジャーディンから、KO勝ちしているアレキサンダーにとっては、王座挑戦に近づくためにもインパクトのある勝利を挙げたいところ。

しかし、試合開始早々向かい合った両者、アレキサンダーの右ストレートが空を切ると同時に、右足上げて飛び込むように放たれたアーヴィンの右ストレートでアレキサンダーが腰から崩れおちる。背中を伸ばしたままで、ディフェンスがままならないアレキサンダーの顔面にアーヴィンがパウンドを2発落とすと、ここでレフェリーが試合をストップ。不満げにレフェリーに詰め寄るアレキサンダーだが、無防備にパウンドを落とされて文句はいえない。「俺は気を失っていない」と語るアレキサンダーだが、それはレフェリーが試合を止めたから言葉にできたに過ぎない。1R0分08秒、UFC最短試合のレコードを更新し、アーヴィンが勝利を収めた。

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