今シーズン、開幕時点でのセリエA全選手平均年齢は、26歳8か月だった。これは過去7シーズン中最も低い数字で、昨季と比べても1年も若返った計算になる。

 最も“ヤングな”チームはウディネーゼで、その平均年齢は23歳と11か月。過去10季をふり返ってみても最小レコードだ。

 逆に最も年寄りなチームは、近年“おじいちゃん”と揶揄されることの多いミラン。平均年齢は、ほとんど30歳に近い29歳11か月で、選手の顔ぶれはDFマルディーニ(39)を筆頭にGKフィオーリ(38)、DFカフー(37)、DFセルジーニョ(36)、DFファヴァッリ(35)、GKカラック(34)、FWインザーギ(34)……と“高齢者”がズラリと並ぶ。これではFWパト(18)が加入しても焼け石に水か。

 最高齢選手は以前にも紹介したラツィオGKバッロッタ(43歳5か月)。最年少はシエナのFWフェルナンド・フォレスティエーリ。彼はイタリア人とアルゼンチン人のハーフで、弱冠17歳と8か月なのだ。