イタリアの名門ACミランが2日、ブラジルの若き天才としてヨーロッパの複数の名門クラブから注目を集めていたFWアレシャンドレ・パト(17=インテルナシオナル)の獲得に成功した。パトは今日3日中にもブラジルのポルト・アレグレからイタリアのミラノに飛び立つとのこと。

パトの代理人を務めるジウマール・ベロス氏はブラジルのサイト“UOL”上で「パトとACミランの契約は5年間に及ぶ」と発表している。

ACミラン側はパトの所属しているインテルナシオナル側に対して、違約金(移籍金)として2000万ドル(約24億円)を支払う予定。2日午前から始まった移籍交渉は、当日夜にまとまるスピード成立となった。パト本人もこれほど早く移籍交渉がまとまるとは思っていなかった様子だが、一方でアイドルとして尊敬するブラジル人FWロナウドが所属するACミラン移籍が実現し、喜んでいるとのこと。

ベロス代理人は「明日(3日)にもミラノに向けて飛び立つ」と明かしている。