巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

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坂本勇は12本塁打でセ単独トップに浮上、中日は鈴木博と谷元が誤算で逆転負け

 セ・リーグは6日、3試合が行われ、巨人、ヤクルト、広島がそれぞれ勝利した。ゴールデンウイークは終わったが、7日もヤクルト-阪神、中日-広島の2試合が組まれている。

 巨人は敵地でDeNAに10-2で快勝。連敗を2で止めた。坂本が初回に先制11号2ランを放ち、開幕32試合連続出塁を達成。3回にも12号2ランを放ち、セ・リーグ本塁打ランキングでDeNAソトを抜いて単独トップに浮上した。先発のドラ1高橋は7回5安打2失点の好投で3勝目(1敗)。最下位のDeNAは昨季新人王の東が今季初先発も3回8安打8失点と炎上し、4連敗を喫した。

 ヤクルトは本拠地で阪神に4-2で勝利した。初回に1軍に昇格したばかりの山崎が先制打を放つと、雄平がレフトへ犠飛。2点を奪った。4回には高卒2年目、19歳の村上が左翼席中段に運ぶ圧巻の9号2ラン。2桁本塁打に早くも王手をかけ、バレンティン(8本塁打)を抜いてチーム単独トップに立った。先発ブキャナンは6回途中2失点で今季初勝利。ハフ、近藤、梅野と救援陣も好投した。阪神は先発・青柳が4回4失点で3敗目(2勝)を喫した。

 広島は敵地・中日戦に7-2で逆転勝利。1点ビハインドで迎えた9回に代打・松山が中日守護神・鈴木博から同点打を放つと、延長10回には谷元から西川の3点二塁打、安部の2ランで一挙5点を奪取。8連勝の後に4連敗を喫していたが、これで引き分けを挟んで4連勝。再び借金を“完済”した。中日は鈴木博が1点のリードを守れず、5番手・谷元が1回5失点と炎上。連勝はならなかった。(Full-Count編集部)