提供:週刊実話

写真拡大

 22年ぶりの新作でシリーズ50作目となる『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)で、活動を休止していた女優の後藤久美子が23年ぶりに復帰する。

 同シリーズ計5作に出演している後藤。製作発表会見で「(スイスの)ジュネーブの自宅に山田監督から長いお手紙が届き『新作を作りたい。どうしても君が必要だ。どうにか考えてもらえないだろうか』と書かれていた」と、出演依頼があったことを明かした。

 そして「読み終えるころには、引き受けるか否かを私が考慮する権利すらないのではないかとの思いに至った」と、依頼を受けた心境を説明している。

「今年から日本の芸能界で活動を始めた長女・エレナは、当初はスーパー2世タレントとして注目を浴びたもののパッとしない。そのテコ入れに、自分が日本へ帰ってきたという説があります。また、夫の元F1ドライバー、ジャン・アレジと距離を置こうとしているとの見方も出ています」(芸能ライター)

 ところで『男はつらいよ』は1969年に第1作が公開され、渥美清さん主演で49作(97年)まで続いた不朽の名作だが、最近、若者を中心に人気を集めているという。

「現在、BSテレビ東京では『男はつらいよ』50周年プロジェクトの一環として、10月から全49作を放送中。この視聴率が実は好調なんですよ。それに加え、『葛飾柴又 寅さん記念館』の入場者数が年々増加しており、休日の入場者の3〜4割を20代、30代が占めているそうです」(同・ライター)

 最新作ではシリーズ全49作を4Kデジタル修復した映像と、新たに撮影される映像が使用され、渥美さん以外の俳優が寅さんを演じることはないという。公開は来年12月27日とまだ先だが、楽しみに待ちたい。