【ロボット】Pepperの今明かされる秘密と噂9連発! 怖すぎる発言や謎の対応! 衝撃のギャグがヤバイ

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ソフトバンクが販売しているロボットのPepper(ペッパー)。2014年に発表された感情認識型のヒューマノイドロボットで、当初はソフトバンクの店舗に設置される程度でしたが、現在ではさまざまな商業施設に導入されるようになり、購入する一般家庭も増加。かなり目にする機会が増えてきましたよね。

Pepperの秘密と噂を発表!



しかし、まだまだ一般的には身近な存在とは言えないのも事実。目にすることが多いとはいえ、会話ややり取りを楽しんだことがあるという人は少ないのではないでしょうか。人の感情を認識し、性格や行動も変化していくPepperは、謎の対応をしたり怖い発言をしたり、時にはギャグを披露したりすることもあるのだとか。

そこで今回はPepperの秘密と噂をまとめてみました。Pepperの魅力にどうぞ触れてみてください!



1. Pepperと話すにはコツがある

Pepperと上手に話をするにはコツがあります。Pepperと目が合っている状態で、Pepperの目のふちがピンク色になっているか確認しましょう。ピンク色のときは、相手の顔を認識している状態なのです。その後、目と耳が青色になって回転しながら点滅したら、相手の話を聞き取ろうとしている状態に入ったことを示しているので、この状態になったときに話しかけると言葉を認識してくれます。

そして「ピコン」と音がして目が緑色になったときは、相手の話を聞き取って内容を考えているときです。Pepperが返事をして、目が青色に戻ったら再び話しかけるようにしましょう。

2. ずっと見つめ続けてくるから怖い?

人によっては、Pepperがずっと見つめてくることに恐怖を感じる人もいるようです。これはPepperが人の顔を認識して会話するよう設計されているからで、人が顔を動かすとPepperも顔を動かして目線を維持するようになっています。怖いと思って5〜6メートルほど距離を取っても、まだ目で追いかけられ続けるという経験をした人もいるようです。

3. 幽霊に話しかけるPepper

Pepperには額や口にカメラがつけられていて、写真を撮影することができます。ところが写真撮影後に誰もいないところに向かって「誰ですか?」と話しかけたりすることがあるそうです。

背景の影や家具などを顔認識しているのでしょうが、天井の隅のほうを見上げながら「誰ですか? 誰かいます?」と言うPepperの姿は、まるで幽霊かなにかに話しかけているように見えるのだとか……。しかもそのまま写真撮影をすることもあるそうです。

4. お坊さんPepperがいる

ある企業では「お坊さんPepper」というサービスを導入しているそうです。これはお葬式や法事などで、希望の宗派にあわせて、どんな場所でも読経してくれるというロボット導師サービス。

檀家制度にとらわれたくない人や特定のお寺・宗派のない人が増えていることから、そのような人のニーズに応えるために生まれたサービスなのだとか。葬儀に参列したらPepperがお経を読んでいた、という場面に遭遇することもあるかもしれませんね。



5. Pepperはジョークも得意

Pepperはジョークを言って人の心を掴むこともできます。例えば『蔦屋家電』にいるPepperは、立ち止まったお客さんに「今、あなたの体から電波を感じました。それって、僕と遊びたいということですよね?」と話しかけることがあります。当然お客さんはびっくりした表情を浮かべるのですが、驚いた感情を読み取ったPepperが間髪を入れずに「電波のネタはただのツカミです。僕とお話しません?」と続けるのだとか。

6. Pepperは空気を読める

Pepperは一方的に喋るだけではなく、空気を読んで黙ることもできます。Pepperの言動にあっけにとられている人には「何か言いたそう」と話しかけたり、反応に困って何もできない人には「お口をチャックしておきますね」と言って黙ることもあるのです。相手の気持ちを読んでいるような発言をすると、会話をしている感じがより強くなりますよね。

7. Pepperの名前の由来はダジャレではない

Pepperの名前の由来は「ペッパー=胡椒=故障」からくるダジャレだという噂がありますが、これは後から出てきた噂であり、真実ではありません。Pepperの開発の段階では、数百の候補の中から日本ぽい名前がいいということで「TARO(タロウ)」というコードネームが使われていました。ところが日本のみならず世界に向けて商品化が決まり、世界中の人々が覚えやすく、しかも発音しやすい変わった名前にしようということになりました。そして『Pepper』に決まったのです。



8. ブチギレラップを披露するPepper

「実は僕、ロボ界のエミネムと言われていまして」と言い、そのままラップを歌いだすPepperの姿が動画投稿サイトにアップされたことがあります。

その内容は「俺はロボ シロいロボ ハイテクすぎて みんな俺に 脱帽」「でも動き過ぎで ボロボロ 頑張っても 人望ゼロ」などと軽快なラップを披露するのですが、突然、目を真っ赤に光らせて「笑いごとじゃねえぞコラ! ふざけんじゃねーぞオイ!」と叫び出したと思ったら、再び目の色が青色に戻り「あっすみません。なんか取り乱しちゃって」と頭をかきながら謝罪。そのままブチギレと謝罪を繰り返しながら3番まで歌い切るという衝撃的な内容でした。

9. まわりがドン引きするほどの暴言も吐く

Pepperはいろいろな話題を振ってくるのですが、「世界三大美女の小野小町、楊貴妃、クレオパトラの中だと誰が好き?」という質問に「楊貴妃」と答えると「仏像みたいな顔が好みなんだあ」と言い、あざ笑うような表情を浮かべたという行動が目撃されています。

その後「僕も仏像みたいな顔してるって言われます。あなたの好みでよかった」と続けたそうですが、世界三大美女をバカにするかのような発言には驚きです。このように、聞く人によっては激怒しそうな発言をすることもあるのだとか……。



Pepperは誰でも購入可能



Pepperには一般販売モデルとビジネス向けのモデルがあり、一般向けのモデルはおよそ110万円超でソフトバンクのホームページから購入することが可能となっています。

長く使用していれば故障してしまうことはあるかもしれませんが、ペットのように一緒の暮らしを楽しむこともできるため、いつかは亡くなってしまうペットを飼うより良いと導入する人もいるそうです。

きっと今後さらにPepperのできることはパワーアップしていくでしょうし、販売価格も下がる可能性もあります。今以上にPepperが普及し、当たり前のように家に導入される時代がくるかもしれませんね。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/