広島・鈴木誠也【写真:荒川祐史】

写真拡大

広島は復活の鈴木誠也が7打点

 セ・リーグの第5週はどうだっただろう。振り返ってみると、パ・リーグ同様、チームの好不調がはっきりしてきた。

【セ・リーグNPB第5週(4/23-4/29)】

1広島(5試合5勝0敗0分、勝率1.000)
2巨人(4試合4勝0敗0分、勝率1.000)
3DeNA(5試合2勝3敗0分、勝率.400)
3阪神(3試合1勝2敗0分、勝率.333)
5ヤクルト(3試合0勝3敗0分、勝率.000)
6中日(4試合0勝4敗0分、勝率.000)

 広島と巨人が無傷の連勝を飾った。その一方で、ヤクルトと中日は勝ち星なしに終わっている。

【打者5傑】

○安打
1菊池涼介(広)9
2田中広輔(広)7
2松山竜平(広)7
2岡本和真(巨)7
2坂本勇人(巨)7
2マギー(巨)7

○本塁打
1坂本勇人(巨)2
1ロペス(De)2
1宮本秀明(De)2
 1本塁打19人

○打点
1ロペス(De)8
2鈴木誠也(広)7
2坂本勇人(巨)7
2ゲレーロ(巨)7
5菊池涼介(広)5
5松山竜平(広)5
5筒香嘉智(De)5
5マギー(巨)5

○盗塁
1田中広輔(広)3
 1盗塁11人

○打率(規定打席以上)
1マギー(巨).500
2坂本勇人(巨).438
2岡本和真(巨).438
4アルモンテ(中).429
5ロサリオ(神).417
5坂口智隆(ヤ).417

○RC(RunCreate)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1マギー(巨)6.91
2坂本勇人(巨)6.55
3田中広輔(広)6.43
4菊池涼介(広)5.24
5岡本和真(巨)5.22

 負けなしの巨人と広島の選手が大活躍している。広島菊池は週間9安打、マギーは週間打率5割。DeNAのルーキー宮本は2本塁打を放った。

投手は…

【投手5傑】

○勝利
1中村祐太(広)1
1大瀬良大地(広)1
1岡田明丈(広)1
1一岡竜司(広)1
1ジャクソン(広)1
1メッセンジャー(神)1
1三嶋一輝(De)1
1井納翔一(De)1
1菅野智之(巨)1
1山口俊(巨)1
1吉川光夫(巨)1
1田原誠次(巨)1

○セーブ
1中崎翔太(広)3
2ドリス(神)1
2山崎康晃(De)1
2中川皓太(巨)1

○ホールド
1今村猛(広)3
2ジャクソン(広)1
2アドゥワ誠(広)1
2桑原謙太朗(神)1
2エスコバー(De)1
2岩瀬仁紀(中)1
2中尾輝(ヤ)1

○奪三振
1東克樹(De)11
2山口俊(巨)9
2小笠原慎之介(中)9
4岡田明丈(広)7
4三嶋一輝(De)7
4石田健大(De)7

○防御率(規定投球回数以上)
1菅野智之(巨)0.00
1ガルシア(中)0.00
3山口俊(巨)1.00
4大瀬良大地(広)1.17
5メッセンジャー(神)1.29

○PR(PitchingRun)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回で算出
1菅野智之(巨)40.1
2ガルシア(中)31.2
3山口俊(巨)31.1
4大瀬良大地(広)25.2
5メッセンジャー(神)22.2

 リーグ防御率は4.46。巨人の菅野がリーグ一番乗りの完封を記録。中日ガルシアは7回零封と快投したが勝ちはつかなかった。巨人山口は9回自責点1で完投した。救援陣では広島の中崎が3セーブ、今村が3ホールドを記録している。(広尾晃 / Koh Hiroo)