第1打席で先制ホームランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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大谷翔平がセベリーノ撃ち、180キロ弾丸ライナーで先制4号ソロ

 エンゼルスの大谷翔平が27日(日本時間28日)の本拠地ヤンキース戦で先制の4号ソロを放った。その後、第2打席の二ゴロの間に軽度の左足首捻挫を負って交代。現地で心配する声が上がる一方、剛腕セベリーノから放った強烈なライナー弾には驚嘆の声が沸き起こっている。

 この日は「5番・DH」でスタメン出場。0-0で迎えた2回1死の第1打席でセベリーノが投じた3球目の内角速球を完璧にはじき返した。打球は弾丸ライナーで右翼スタンドへ。本拠地からは大歓声が沸き起こった。

 この直後、「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シェイキン記者は自身のツイッターで大谷が43打数で4本塁打を放っていることをレポート。ノーラン・アレナド(ロッキーズ)、ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)、ジョージ・スプリンガー(アストロズ)ら強打者よりも圧倒的に少ない打数で4本塁打を記録していることを伝えた。

 また米スポーツ誌「スポーツイラストレイテッド」は「ショウヘイ・オオタニは何とも派手な方法でヤンキースを出迎えた」と驚嘆した様子でツイート。「FOXスポーツMLB」も「ある時は101マイル(約163キロ)を投げ、数日後にはホームランを放つ。これがショウヘイ・オオタニだ」と感嘆しながら伝えた。

大谷がまたも「大物打破」、「ワオ、としか言えない」

 一方、現地でライターを務めるデビッド・アドラー記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニの“大物打破”は続く。打球速度112マイル(約180キロ)、飛距離は410フィート(約125メートル)、ルイス・セベリーノの97.2マイル(約156.4キロ)を打ち返した。ワオ、としか言えない」と速報。

 ESPNなどで執筆するマイク・ペトリーリョ記者も「“内角を直球で攻めれば、オオタニは打ち取れる”そんなことを言った人たちもいました」と唖然とした様子で伝えた。

 また、MLB公式ツイッターは「内角への97マイル? ショウヘイ・オオタニにとっては問題なし」との言葉とともに本塁打の動画を紹介。MLB公式サイトのヤンキース番を務めるデビッド・アドラー記者は大谷が打った156.4キロの球速について、今季エンゼルスの選手が本塁打した投球としては最速だったことを紹介している。

 大谷はこの日、2打数1安打1打点。これで打率.341、4本塁打、12打点となった。投打ともに好スタートを切っているだけに、負傷の早期回復が待たれるところだ。(Full-Count編集部)