コストコの野菜コーナーでは、生野菜と並んで、調理済みのパックものも売られています。そのなかでもちょっと気になるのが『北海じゃがバター』ではないでしょうか。

この『北海じゃがバター』は、ゆでた男爵いもをバターと一緒にパウチしたもの。開封すればすぐに食べられるのが便利……なんですが、その真価は一手間加えたときにこそアリ! たとえばポテトサラダなら簡単に作れる上に、バターの香りがおいしさアップに貢献してくれるんです!

北海じゃがバター|798円

おすすめ度 ★★★☆☆

こちらがコストコの野菜コーナーで販売されている『北海じゃがバター』です。ゆでた男爵いもを、バターと一緒にパウチにしたもので、3パック分をまとめた包装になっており、お値段は798円(税込)。

開封してみると、じゃがいも4個で1パック×3となっていました。1パックあたり266円で、じゃがいも1個あたりの単価は66.5円ということになりますね。

ちなみに、1パックの重量を測ってみたところ、361.5gでした。

原材料は?

原材料は以下の通り。使われているじゃがいも、バターともに、北海道産なんですね。製造者は北海道の丸和油脂株式会社です。

【原材料】男爵いも(北海道産、遺伝子組換えでない)、バター(北海道産)、食塩

温めてすぐ食べられるのは便利!

すでに火が通っているので、そのまま食べることも可能。温める場合は、

電子レンジの場合 袋に穴を開け、2分くらい温める熱湯で温める場合 袋のまま熱湯に入れて温める

となります。今回は、熱湯に袋ごと投入して5分程度温めました。

開封すると、当然ながらバターが溶けており、いい香りがしてきました。1個を切って、断面を確認したところ、やや沈んだ色という印象。とはいえ、当然のことながら、中までちゃんと火が通っています。

味の方はというと、塩味はあくまで控えめです。じゃがいも自体のかすかな甘みも感じられます。また、バターは中まで浸透しているわけではないので、それほど重くはありません。

食感についてですが、男爵いもといえばホクホク……かと思いきや、本品はけっこうねっとりとしていました。煮崩れる直前で寸止めしたような感じで、家庭料理ではなかなか再現できなさそうなねっとり具合。これ自体はけっこう好みです。

じゃがバターというと、大きなじゃがいもを真ん中で割って、バターがとろ〜り溶けており、熱いうちにホクホクのものを頬張る……といったイメージがありますが、そういうものとはだいぶ違いますねー。

おいしいポテトサラダが簡単に作れる!

この『北海じゃがバター』を使えば、ゆでる手間を省いて簡単にポテトサラダを作れます。1パックを温めずにそのまま中身を出し、皮をむいていきましょう。

バターで手がベトベトになりますが、皮自体はわりと簡単にむけます。せっかくなので、袋に残っていた固形のバターも投入。

麺棒などを使ってじゃがいもを荒く潰したら、マヨネーズ、こしょう、塩で味付け。もともとの塩味が薄いので、追加で塩を入れることを推奨します。

具材はお好みで。今回は、ベーコン、たまねぎ、きゅうりを入れてざっと混ぜました。

そしてでき上がったのがこちら。これがバターの香りが効いてて、おいしいんです! ポイントとしては、塩を追加で入れること。もともとの塩味が控えめなので、いろんな具を足していくうちに、どんどん味がなくなってしまいますので(笑)。

というわけで、『北海じゃがバター』は一手間かけるとなかなかいい感じ! 料理の時短にもなりますので、ぜひ活用してみてください。