籠池泰典氏「まるで別人」同級生語る高校時代のモテ偽装疑惑
森友学園を巡る問題が再び動きを見せている。3月29日、大阪地検特捜部は「国の補助金を不正に支出させた」とする補助金適正化法違反容疑の告発状を受理。31日には府と市もそれぞれ調査に乗り出した。
さらに籠池泰典氏(64)が3月末をもって理事長退任。4月からは長女が新理事長に就任して教育方針を見直すなど、ここへきて籠池氏は窮地へと追いやられている。
本誌は先週、籠池氏の原点を報じた。実家は香川県で海運業を営んでいたが、彼が小3のころに倒産。一家は兵庫県尼崎市へ転居したという。尼崎市の文化住宅に住んでいた男性は当時を振り返る。
そこに住んでいたという籠池氏。高校時代の同級生はこう語る。
「彼は瓶底みたいな黒縁メガネをかけていて、髪の毛もフサフサ。何が好きかなど、自分のことをはっきり言わない。証人喚問でも臆することなく答える今の姿とは別人のようで、自分の同級生だと気づかなかったほどです」
だが、当時から今とつながる“片鱗”はあったようだ。
「彼が自身満々に話しているときに『それは違う』と思うことが多々ありました。本当は知らないのに知ったかぶりをするんです。中身がないのに、ウソをついて外側だけつくろおうとする。だから誰も寄り付かなくなっていましたね。当然、モテなかったです」
帰宅部で“ぼっち”生活を送っていたという籠池氏。そんな彼が注目される“ある事件”が起きたという。
「バレンタインデーのことでした。登校時にはなかったマフラーをつけて帰宅していたんです。見せびらかすかのように。すぐ男子の間で『誰が渡したんや?』と話題になりました。でも彼女がいる気配もないし、渡した相手も見つからない。なので『“モテ偽装”をしたんだ』と言われるようになりました」
真偽は定かでないが、そんな“疑惑”を持たれてしまう籠池氏。同級生はこう語る。
「正直、今の発言を聞いていても、あやしいなと思うことがあります。姿は変わっても根っこの部分は変わっていないんだと思いました」