箱根ホテル小涌園が来年1月で営業終了

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藤田観光は15日、箱根温泉を代表する宿泊施設「箱根ホテル小涌園」の営業を2018年1月10日で終了すると発表した。


「箱根ホテル小涌園」は1959年に開業。箱根小涌谷地区における同社リゾート事業の旗艦施設として、「箱根小涌園ユネッサン」とともに団体客やファミリー層を中心に利用されている。しかし、建物の老朽化が進んでいること、昨年取得した「蓬莱園」に高級宿泊施設を開発することを踏まえ、営業終了を決めた。


藤田観光は、2015年から箱根地区の再開発を進めており、2016年3月に宿泊特化型旅館「美山楓林」を開業。また、国の登録有形文化財建築物にも指定されている「貴賓館」と「迎賓館」をレストランとしてオープン。2017年4月には、全室温泉露天風呂付旅館「箱根小涌園 天悠」の開業を予定している。