夜な夜な遊び人たちが集う麻布十番だけに、深夜グルメの充実度も特筆すべき。こちらでは、22時以降でもしっかりお腹を満たすことができるお店をご紹介。ジャンルの幅が広いのも食の偏差値の高い麻布十番ならでは。麻布十番で遊ぶなら覚えておきたい3軒はコチラ!



「リングイネ 生ウニのソース」メニューは一例
愛され続ける定番メニューをふたりのお決まりとしてシェア『トラットリア ケ パッキア』 CLOSE25:00

麻布十番


飾らず、気取らず、旨い料理を頬張りたい。そんなシンプルかつ究極の欲求を満たしてくれるトラットリア。

紹介する2品は、オープン当初からゲストに支持される定番の人気料理だ。見た目は変わらないが、細部は実は日々進化している。続々と新店や新メニューが溢れる東京だからこそ、敢えて同じものを一緒に食べるということに特別感が生まれる。



「和牛ホホ肉の赤ワイン煮 リゾット添え」メニューは一例



内観




低温で揚げた蕪を添えた「山うずらのロースト」。季節などによりメニューは異なる。写真は一例
遅い時間の食事も妥協しない手間暇かけた極上のシンプル『ピアット スズキ』LO24:00

麻布十番


2002年のオープンから、色褪せることなく食通たちが夜な夜な集まるイタリアン。深夜12時ラストオーダー、翌2時閉店のため、遅い時間から本格的な料理がオーダーできる点でも心強い。厨房で腕を振るうのは、もうすぐ50歳をむかえるオーナーシェフの鈴木弥平氏。

寒い季節には、山うずらや鹿など一見シンプルながら、何度も火入れを繰り返すなど手を掛けた料理をいただきたい。乾杯は、ザクロなどを使った「季節の食前酒」をぜひ。5000〜6000本を誇るワインも秀逸だ。



フルーツトマトを挟み、パウダー状のオリーブオイルを飾った「ボタン海老のタルタル カリフラワーのサラダ添え」。季節などによりメニューは異なる。写真は一例



内観




アワビウニバター醤油
鉄板で豪快かつ繊細に焼くゴージャス食材は垂涎の的『麻布 言の葉』LO25:00

麻布十番


地下にたたずむ和モダンな空間。こちらで一度口にすると、次に訪れたときに必ずといっていいほどオーダーされるのが「アワビウニバター醤油」。

カウンター内の鉄板で、活黒アワビを鮮やかに焼き、そこに艶やかなウニとバターを加えれば、食欲をかき立てる音と匂いが漂う。受賞牛など上質な肉も忘れてはならない。シンプルにモンゴルの岩塩プレートにのせ、ほどよい塩気をまとわせ口に運べば、肉本来の旨みを堪能できる。



兵庫県産黒毛和牛 フィレ、焼き野菜



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