中国・北京の自動車爆破事件をきっかけに、中国はパキスタンとの対テロ連携の強化を模索している。事件後、パキスタンの軍幹部が中国を訪問し、イスラム系武装勢力への対応策について協議を行った。その背景には、新疆ウイグル自治区の独立運動が国際テロ組織アルカイダとの連携を深めているという現実がある。これは中東というやっかいな国際問題に中国が引きずり出されていることを意味しており、今後、国際政治にも大きく影