メキシコには、アステカやマヤの「死」の伝統と中世キリスト教の「死神」が結びついた『La Santa Muerte (サンタムエルテ:聖なる死、 Saint Death)』という古くからのカルト(反社会的)宗教がある。彼らの祭日、「死者の日祭り」El Día de Muertosには、子供に、カマを手にした死神や骸骨の格好をさせた家族が街にあふれる。祖先の骸骨などを身近に飾る習慣が3000年も前から存在するというメキシコで、今も信者を増やしてい