茂木健一郎が語る「#松本人志をテレビに出すな」論争の本質

脳科学者の茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新し、「#松本人志をテレビに出すな」というハッシュタグについての考えを述べた。茂木氏は、テレビの持つ特別な地位に対する世間の捉え方に疑問を投げかけるとともに、自分自身のスタンスについても言及した。

テレビ出演について「テレビに出るということを、ある種の権力構造の中で捉える傾向がある」とし、テレビがまだ社会的な影響力を持っていることを認めつつも「今の時代、特別視する必要はない」と彼の見解を強調した。また、「若い世代にも、地上波テレビ出演が世間でどのように受け止められるかをよく理解し利用している方々もいる」と、日本の現状を分析した。

動画の締めくくりに茂木氏は、松本人志さんが国内外で活動することについての考えを述べ、「地上波テレビを特別視する必要はないし、そこに唯一の意味を見出す必要もない。別の道で自由に活動する可能性がある」と提言した。