日本国憲法は3日、公布から78年を迎えた。衆院選では自民、公明両党が大幅に議席を減らし、憲法改正に前向きな改憲勢力が、国会発議に必要な総定数の「3分の2」を割り込んだ。石破首相(自民党総裁)は来年の自民結党70年にあわせた発議に意欲を示すが、改憲機運の後退は避けられない情勢だ。「来年、結党70年を控える中、党是である憲法改正を前に進めていく。与野党の枠を超え、3分の2以上の賛成が得られるよう、