奈良市のアトリエで絵を描く上村淳之さん=2020年花鳥画の第一人者として知られる日本画家で、日本芸術院会員の上村淳之(うえむら・あつし、本名淳=あつし)さんが1日午後8時38分、老衰のため奈良市の自宅で死去した。91歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は次男隆司(たかし)さん。日本画家の家系に育った。祖母は近代美人画の代表的な画家で、女性初の文化勲章受章者の上村松園さん。父も花鳥画を得意と