1966年に静岡県で起きたいわゆる「袴田事件」で袴田巌さんに無罪の再審判決が出されたことを受け、毎日新聞を含む新聞各社は謝罪記事を掲載した。元静岡新聞記者でジャーナリストの小林一哉さんは「毎日新聞は当時から特ダネを連発し、冤罪を助長してきた。今後の事件報道で捜査機関からのリークに頼らない報道ができるのか疑問だ」という――。写真提供=共同通信社再審無罪確定を報告する集会で、あいさつする袴田巌さん=2024年