東京都豊島区の自宅アパートで昨年9月、同居していた母親(当時87)の首を絞めて殺害した罪に問われた澁川勝敏被告(61)に11日、東京地裁(福家康史裁判長)で懲役3年の実刑判決が言い渡された。 事実関係に争いはなく、2日から裁判員裁判で審理が進められており、4日の論告で検察側は「自己中心的な犯行だ」などとして懲役6年を求刑。一方の弁護側は、被告人が事件当時、心神耗弱(こうじゃく)状態にあったことなどから