環境省は9日、沖縄県の石垣島と西表島との間に広がる国内最大のサンゴ礁「石西礁湖(せきせいしょうこ)」で、サンゴの群体の84%に「白化現象」が起きていると発表した。92・8%が白化した2022年以来の規模で、地球温暖化の影響などで記録的な高水温になったことが影響したとみられる。白化は、サンゴと共生する褐色のプランクトンが抜け出すことで、サンゴが白く見える現象。白化が長引くと、サンゴはプランクトン