私たちは天体の姿を別の何かに例えることがあります。身近なところでは月の模様がウサギや人に例えられてきましたし、望遠鏡が発達した現代でもはるか遠くの銀河に人の笑顔や生き物の姿を見出しています。こちらも生き物に例えられる天体のひとつ、「うみへび座(海蛇座)」の方向約3億2600万光年先の相互作用銀河「Arp 142」です。中央に見えるオレンジ色のゆがんだ銀河がペンギン、その左にある白い銀河が卵に見えてきませんか?