銀河全体の恒星の数や質量などを正確に測定するためには、暗くて見えにくい恒星の集団を見つける必要があります。このような恒星の集団の多くは、本体の銀河を中心として公転する「伴銀河(衛星銀河)」として存在します。ビクトリア大学のSimon E. T. Smith氏などの研究チームは、「UNIONS(紫外近赤外光学北方サーベイ / Ultraviolet Near Infrared Optical Northern Survey)」のデータから天の川銀河の伴銀河である「おおぐま